防災マニュアル

【2024年版】
ナイスアーバン大和町プラザ
我が家の防災マニュアル

危機管理マニュアルは、大規模災害が発生したときの具体的な行動や活動を示したものですが、その活動の主体は住民の皆さんです。最も大切なことは、まずは自らの身を守り、マンション住民が互いに協力して助け合い対策に当たることです。そのためにも日頃の良好な地域コミュニティと災害時の備えが防災対策の基本となります。
すべては自分自舅で生命を守ることが大切です。

もくじ

  1. 防災マップ
  2. わがまちを知ろう
  3. わがマンションについて
    • 建物の耐震について見てみましょう
    • わがマンションの耐震診断は?
  4. 地震について知ろう
    • 震度6とはどのような様子でしょう
  5. ナイスアーバン大和町プラザの被害想定はどのような状況でしょう
  6. もし地震が起こったら
    …今いる場所は大丈夫?

  7. 地震がおさまったら真先に何をするの?
  8. 災害発生時の活動マニュアル
  9. 災害時対応チャート
    (各家庭内活動、集会室での活動、1階での活動)
  10. 非常持ち出し品と備蓄品
  11. 我が家の防災メモ
  12. 避難済・連絡シート
  13. 消火器・AEDの使い方
  14. 大雨による冠水被害

防災マップ

事前に災害時の避難場所の確認をしておきましょう。

いっとき避難場所 一時的に身の安全を確保できる場所として、あらかじめ地域で決めた近隣の公園や広場など。
指定避難所 発災直後から避難できる施設として、市立の小・中・高等学校を指定
補助避難所 指定避難所を補完するための施設として、地域、市、施設による事前協議により定められた施設。
地区避難施設
(がんばる避難施設)
地域の方々が自ら備蓄などの備えを行い、災害時には地域の方々が自主運営する施設。
福祉避難所 指定避難所などでの生活が困難な高齢者や障碍者の方を受け入れる二次的な避難施設。
※原則として発災直後の避難はできません。
災害時電話番号 警察 110   消防 119
声の伝言板 171
若林区役所 022-282-1111
救急病腕  022-266-6561
幹部交蓄  022-286-3421
いっとき避難場所
一時的に身の安全を確保できる場所として、あらかじめ地域で決めた近隣の公園や広場など。
指定避難所
発災直後から避難できる施設として、市立の小・中・高等学校を指定
補助避難所
指定避難所を補完するための施設として、地域、市、施設による事前協議により定められた施設。
地区避難施設(がんばる避難施設)
地域の方々が自ら備蓄などの備えを行い、災害時には地域の方々が自主運営する施設。
福祉避難所
指定避難所などでの生活が困難な高齢者や障碍者の方を受け入れる二次的な避難施設。
※原則として発災直後の避難はできません。
災害時電話番号
※タッチすると電話がかかります。
警察 110
消防 119
声の伝言板 171
若林区役所 022-282-1111
救急病腕 022-266-6561
幹部交蓄 022-286-3421

わがまちを知ろう

仙台の町は仙台駅、および新幹線・東北本線によって大きく東西に分けられている。

西側は、江戸時代からの城下町・仙台の中心部が在ったところで、現在に至るまで行政・商業・学術の中心でした。東側は、古くからの街並みが残る地区で、若林区の南東側、連坊・荒町・河原町は伝統ある商店街で下町の趣が色濃く残っており、若林城を中心とした藩政時代の町割りを今に伝えている。若林の名称は伊達政宗が造営した若林城(宮城刑務所の所)に由来し、1989年4月1日に政令指定都市に移行した際に、仙台市の南東部を若林区として設けられ命名されています。

若林の名称については、詳らかではないが達磨大師の隠栖所、日が少林寺であり、その「少林」をわかばやしと訓じているので、(少林)(まばらなと言う意味がある)を若林と書き換えて若林城造営にあたりこの地一円を若林と呼ぶようになった。古墳時代には遠見塚古墳等多くの古墳が作られ、奈良時代741年に聖武天皇は鎮護国家を祈るため国ごと国分寺の造営の詔を発せられ、この陸奥の木の下に、国分寺と国分尼寺を建立されたとあります。

鎌倉時代以降も幾多の戦乱があり、戦国末期・江戸時代初期にようやく伊達政宗が仙台城下を開き町の基礎を築きました。これより以前の古い時代は、若林区の大半は宮城郡であり、南部は名取郡に属し、室町時代に沖野に館があり、今泉地区にも館(今泉城)が在ったとされ仙台中心部より古い歴史を持ちます。

大和町としての名前について

大和町のこの近辺は、藩政時代は若林城を中心とした一円の地域を時代は若林と汎称したが、この地域はすでに小泉村と呼ばれていました。明治にはいり南小泉村と呼ばれるようになり、明治22年(1889)に七郷村に編入され昭和50年南小泉北という地名になり、高度成長期による人口増加に伴って「大和町」と区割り変更され現在に至っております。

名前の由来についての文献資料は見つかっておりませんが、5丁目町内会の古老の話を元に組み合わせると次のようであります。この周辺は古くより歌枕にも著名な「宮城野」の地であり、戦後昭和30年代rv4Q年代迄、梱ヶ岡はもちろん宮城野地区より東南側を見渡せば、遥か彼方に太平洋が見え、これより以前は七郷・六郷等まで萱が茂り、茫漠とした田園風景があるのみだったといいます。

もちろんこの地域も仙台バイパスができ、商業流通団地である卸町が形成されるまでは田園でありました。遡れば奈良時代まで歴史に残っている陸奥国分寺が有り、天平宝字元年(745年)には「やまと」の漢字を「大和」に統一されました。奈良時代のころ、朝廷は大和=「倭ヤマト」と呼ばれていました。倭人=蝦夷(えみし)を征服するために倭=大和(やまと)と制定し、大和国として支配が及んで来ており、陸奥国分寺が建立された当時は、この地方では最も栄えた地域とされているなか、国分寺の僧侶が「大和」の呼称を用いて伝えられたとされておりますが、それにちなみ「大和町」と名づけた様ですが定かではありません。

いづれにしても、歴史の中に埋もれ、この後に忘れ去られた部分があり解明されていませんが、「大和」は大いなる調和ともとれ、「倭ヤマト」を他の文字で残そうとしたとき、「和」を選び恒久的平和と安寧を求め調和のとれた社会を構築して、住んでいるところを誇りに明るい未来へつないでいきましょう。

わがマンションについて

仙台市営地下鉄 仙台市営地下鉄

建物の耐震について見てみましょう

当マンションはSRC構造で建築されています。SRC構造とは鉄骨鉄筋コンクリート造のことで、鉄骨で柱や梁などの構造部分を組み、その周囲に鉄筋を配して型枠を組み、コンクリートを打ち込んで一体構造にした工法です。鉄骨造(S構造)と鉄筋コンクリート造(RC構造)に比ベコストが高くなるものの、それぞれの長所を生かした頑丈な構造形式になっています。

わがマンションの耐震診断は?

東日本大震災の復旧工事の際、このマンションの構造計算書が紛失しており保存されていなかったため、建物のどの位安全であるか適確に評価してもらうために、2012年に構造計算書作成を白鳥一級設計事務所に依頼し、調査結果として、国の基準値内に適合していることが証明され安全性が保たれています。(2013年、区分所有者に計算書要約版を配布済)
現在建物が建っている地盤は仙台中心部より低く太平洋に向かって傾斜地で元は田んぼであった等もあり水はけが悪く地盤はゆるい。

地震について知ろう

この地域における地震について

貞観地震(869)の時代より幾度となく繰り返しおきており、江戸・明治・大正・昭和を含めてもM(マグニチュード)7.4以上の地震が10数回もありました。平成23年3月11日に発生した東日本大震災においては、M9・震度7の地震が発生、若林地区での観測震度は震度6弱であり、同年4月7日深夜にも震度6弱の余震を観測しています。さらに、大和町より西側には長町ー利府線断層帯があり、断層帯全体が一つの活動区間として活動した場合、地震の規模はマグニチュード7.0~7.5程度の地震が発生する可能性があり、地震発生確率は30年に1%以下と低く平均活動間隔は3000年程度以上とされているが考慮すべき事です。
「震度」「マグニチュード」とは
各地域での地震の揺れの大きさを「震度」、地震のエネルギーの大きさを「マグニチュード」(アルファベットのMで表記)といいます。一般的にマグニチュードが大きくても、震源が遠い場合や深い場合は震度が小さく、逆にマグニチュードが小さくても、震源が近い場合や浅い場合は震度が大きくなります。

仙台の地盤

仙台市の東西方向の地質断面図


震度6とはどのような様子でしょう

ここでは地域の防災本部や自主防災組織が定める震度6の状況を確認してみましょう。
震度測 5.5以上6.0未満 6.0以上6.5未満
震度階級 6弱 6強
人間の体感・行慟 立っていることが困難になる。 立っていることができず、這ってしか動くこはができない。揺れに翻弄され、動くこともできず、飛ばされることもある。
室内の状況 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。 固定してしない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
屋外の状況 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなる。補強されていないブロック塀のほとんどが倒れる。
木造建物の状況 耐震性高い 壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられることがある。 壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられることがある。
耐震性低い 壁などに軽微なひび割れ・亀裂が多くなる。大きなひび割れ亀裂が入ることもある。瓦が落下したり、建物が傾いたり倒れることもある。 壁などに大きなひび割れ・亀裂が入ることが多くなる。
鉄筋コンクリート 耐震性高い 壁、梁(はり)、柱などの部材にひび割れ・亀裂が入ることがある。 壁、梁、柱などの部材にひび割れ・亀裂が多くなる。
耐震性低い 壁、梁、柱などの部材にひび割れ・亀裂が多くなる。 壁、梁(はり)、柱などの部材に斜めやX状のひび割れ・亀裂がみられることがある。1階あるいは中間階の柱が崩れ、倒れるものがある。

ナイスアーバン大和町プラザの被害想定はどのような状況でしょう

建物は前述の建物自体は耐震強度も充分と考えられます。
  • 雑壁の割れや窓・引き戸・サッシ等のゆがみ割れなどが考えられます。
  • 十分な家具の転倒防止を図ることで破片等によるケガを防ぐことができます。
  • 玄関ドアが歪み、開かなくなる恐れがあるので注意してください。
電気は自家発電設備は持っておりません。
(東日本大震災では復旧に4日間ほど掛かっております。)
  • 各家庭では停電に備え懐中電灯や携帯ラジオ、電気を使わない食料の備えが必要です。
  • 当マンションでは最低分の食糧を備蓄する。
  • 情報等収集のため集会室のテレビ起動、連絡用のためのパソコン、各自の携帯電話の充電用に簡易型発電器を購入予定。
水は当マンションの貯水槽(56t)をもっています。
  • 断水時は水槽内での水と、各家庭で備蓄されている飲料水で凌ぐことが基本となります。
    ただし、貯水槽への給配管や貯水槽そのものの破損も想定されます。
    (2011年の東日本大震災では平均20日間ほど復旧を要しています。)
    トイレは節水タイプの普及により、1回あたりの水量が少なくなってきました。1990年代に15リットル程度だったものが、2000年代に10リットルを下回り、さらに東日本大震災を経て現在では、大・5リットル前後、小・4リットル程度の節水タイプも普及しています。
    【参考】
    • 最低限必要な水量は1人1日3リットル
    • 長期災害時に望ましい水量は1人1日20リットル
    • 平常時の使用水量は1人1日200リットル
      (トイレ1回で15リットル)
都市ガス
  • 本マニュアルではおよそ1ヶ月籾劉度停止すると想定します。
    (東日本大震災においてマンションの復旧は33日目でした)
  • 地震(震度5弱程度以上)を感知すると各個にあるマイコンメーターが自動的にガスを遮断します。復旧にはガス局立ち会いの下で開栓する必要があります。
エレベーターは震度4以上で自動停止します。
  • 停電復旧後の保守点検で復旧します。
    当マンションのエレベーターは、震度4以上の地震が起こった際、最寄階へ自動停止いたします・ので、慌てず降りて行動してください。停電になるとエレベーターは停止しますが、停電復旧後は日立エレベーターとフルメンテナンス契約をおこなっておりますので、有事の際に早めの復旧がなされるようになっております。

もし地震が起こったら…今いる場所は大丈夫?

最優先なのは、まず生き残ることです。

1. 家の中の安全対策

家の中に逃げ場としての安全な空間を作っておく
部屋がいくつもある場合は、人の出入りが少なく部屋が家具をまとめておく。
無理な場合は、少しでも安全なスペースができような配置を換える。
火災の発生を防ぐ
ストーブは耐震自動消火装置付きのものを。
周国には燃えやすいものを置かないように。
カーテンば防災加工を施したものを。
寝室や子供・萬齢者のいる部屋には家具を置かない
就寝中に地震に屡われると危ない。
子供や嵩齢者、病人などは逃げ遅れる可能性がある。
ガラスが割れたときに偏え枕元にスリッパを用意する。
安全に避蓋できるように、出入口や通路には物を置かない。
玄閏などの出入り口までの通路に、家具など侶れやすい物を置かない。
また、いろいろ物を置くといざというときに出入口をふさいでしまうこともあるので注意する。
家の中で一番安全な場所・セーフティスペースを作ろう
家具の転倒、落下を防ぐポイント
食器棚
L字金具などで固定し、棚板には滑りにくい材質のシートや布巾などを敷く。重い食器は下に、軽い食器は上の方に置く。棚が開かないように止め金具をつける。
タンス・本棚
L字金具や支え棒などで固定する。二段重ねの場合はつなぎ目を金具でしっかり固定しておく。本は重いものを下に、軽いものを上に置く。
冷蔵庫
2ドアの場合は、扉と扉の間に針金などを巻いて、金具を壁に固定する。
照明器具・窓
鎖と金具を使って数箇所止める。蛍光灯は蛍光管の両端を耐熱テープで止めておく。ガラスには飛散防止フィルムを貼る。
テレビ
家具の上などは避け、できるだけ低い位置に固定しておく。
ピアノ
本体にナイロンテープなどを巻きつけ、取り付けた金具などで固定する。脚には滑り止めをつける。

2. 家の周囲の安全対策

マンションなどの集合住宅では、多くの人たちが暮らしています。
そのため、日頃から各家庭での、また皆さんの協力による防災対策が求められています。
いざというときに備えて、次のことを確認しておきましょう。
玄関
玄関は脱出口、避難経路として重要です。ふさがれていては逃げ出すこともできません。開かなくなった扉をこじ開ける為にバールなどの用意を。
通路
いざというとさ安全に避難するために、通行の妨げならないよう、通路は共用部分ですので物は置かないようにしましょう。
非常階段・非常識
物を置くのは厳禁です。
ベランダの避難通路
日頃から避難通路の確保をしてよく確認をしておきましょう。
隣にはベランダの壁を破り避難通路とするため、物を置かないようにしてください。
防災設備・消火設備
通路など共用部分においてある消火器や、火災報知器などの消火設備の場所を日頃からよく確認しておきましょう。
管理組合からの連絡に注意
防災設備の点検や防災訓練のお知らせなど、管理組合からの連絡には日頃から注意しましょう。

地震が発生した時

地震発生!こんな場所にいたら

家の中
  • 揺れを感じたら、テーブルなどの下に隠れ、身を守る
    (余裕がなければ手近の座布回などで頭を保護する。)
  • 火の始末はすみやかに。
    (コンセントやガスの元栓の処置も忘れずに。)
  • 乳幼児や病人、高齢者など災害時要援護者の安全を確保する。
  • 裸で歩き回らない。
    (ガラスの破片などで危険)
エレベーター
  • 地震時管制運転装置がついているものは、自動的に最寄りの階に止まるので、あわてずに。
    装置がついていない場合は、すべての階のボタンを押し、一番近い階で降りる。
  • 停電などでドアが開かなくなった場合は緊急連絡ボタンを押して指示を待つ。
機器の損壊によるカゴ内への衝撃、停止、火災、停電による聞じ込めなどの恐れがありますので、地震発生時にはエレベーターを使用した避難は絶対に禁止してください。
路上
  • その場に立ち止まらずカバンなどで窓ガラス、看板などの落下物から頭を保護し、空き地や公園などの広い場所に避難する。
  • 近く空き地などがないときは、周囲の状況を冷静に判断して、建物から離れた安全性の高い場所へ移動する。
  • ブロック塀や自動販売機などには近づかない。
  • 倒れそうな電柱や垂れ下がった電線に要注意。
車を運転中
  • ハンドルをしっかりと握り、徐々にスピードを落とす。車を道路の左側の安全な遭所に止め、エンジンを切る。
  • 揺れがおさまるまで冷静に周囲の状況を確認して、カーラジオで情報を収集する。
  • 避難が必要なときは、キーをつけたままドアロックせず、徒歩で避難する。車検証などの貴重品を忘れずに持ち出す。
海岸・ガケ付近
  • 高台へ避難し、津波情報をよく聞く。注意報・警報が解除されるまでは海岸に近づかない。
  • ガケ付近では、すぐにガケから離れる。周囲の状況をよく確認して、土砂崩れやガケ崩落の影響がない場所まで避難を。
電車などの車内
  • つり革や手すりに両手でしつかりつかまる。
  • 途中で止まっても非常コックを開けて勝手に車外へ出たり、窓から飛び降りたりしない。
  • 乗務員の詣示に征つて落ち着いた行動をとる。
家の中
  • 揺れを感じたら、テーブルなどの下に隠れ、身を守る
    (余裕がなければ手近の座布回などで頭を保護する。)
  • 火の始末はすみやかに。
    (コンセントやガスの元栓の処置も忘れずに。)
  • 乳幼児や病人、高齢者など災害時要援護者の安全を確保する。
  • 裸で歩き回らない。
    (ガラスの破片などで危険)
エレベーター
  • 地震時管制運転装置がついているものは、自動的に最寄りの階に止まるので、あわてずに。
    装置がついていない場合は、すべての階のボタンを押し、一番近い階で降りる。
  • 停電などでドアが開かなくなった場合は緊急連絡ボタンを押して指示を待つ。
機器の損壊によるカゴ内への衝撃、停止、火災、停電による聞じ込めなどの恐れがありますので、地震発生時にはエレベーターを使用した避難は絶対に禁止してください。
路上
  • その場に立ち止まらずカバンなどで窓ガラス、看板などの落下物から頭を保護し、空き地や公園などの広い場所に避難する。
  • 近く空き地などがないときは、周囲の状況を冷静に判断して、建物から離れた安全性の高い場所へ移動する。
  • ブロック塀や自動販売機などには近づかない。
  • 倒れそうな電柱や垂れ下がった電線に要注意。
車を運転中
  • ハンドルをしっかりと握り、徐々にスピードを落とす。車を道路の左側の安全な遭所に止め、エンジンを切る。
  • 揺れがおさまるまで冷静に周囲の状況を確認して、カーラジオで情報を収集する。
  • 避難が必要なときは、キーをつけたままドアロックせず、徒歩で避難する。車検証などの貴重品を忘れずに持ち出す。
海岸・ガケ付近
  • 高台へ避難し、津波情報をよく聞く。注意報・警報が解除されるまでは海岸に近づかない。
  • ガケ付近では、すぐにガケから離れる。周囲の状況をよく確認して、土砂崩れやガケ崩落の影響がない場所まで避難を。
電車などの車内
  • つり革や手すりに両手でしつかりつかまる。
  • 途中で止まっても非常コックを開けて勝手に車外へ出たり、窓から飛び降りたりしない。
  • 乗務員の詣示に征つて落ち着いた行動をとる。

地震発生時の行動バターン「時間経過別」

地震発生 0~1分
※最初の大きな
 揺れは1分程度
  • 落ち着いて自分の身を守る。
  • 素早く火の始末
  • ドアを開け、避難路を確保する。
  • 建物の点検をし、補強しておく。ブロック塀などはできるだけ生垣にする。
  • 家具を固定する。家具の上に物を積まない。
    (特に寝室は安全なスペースを確保する)
  • 石油ストーブなど火気器具や危険物の管理・保管には十分に注意する。
揺れがおさまった
1~5分
  • 火災の確認
    (早めにガスの元栓を占め、電機スイッチ、ブレーカーを切る。)
  • 火災が発生したら初期消火
  • 家族の安全確認
  • ラジオなどで情報確認
  • 消火器・水の汲み置き・バケツ準備
  • 防災訓練に参加、初期消火の方法を身につける。
  • スリッパやスニーカーの準備
    (ガラスによるケガの防止)
5~10分
  • 隣近所の安全確認
  • 非常持ち出し品を身近に用意する。
  • 家族の安全確認
  • 家屋倒壊の恐れがあれば避難する。
  • 非常持ち出し品の準備
  • 懐中電灯、携帯ラジオ、バール、ハンマーなど資機材の準備。
火災発見
倒壊家屋発見
負傷者発見
10分~数時間
  • 自主防災活動に参加する。
    (みんなで消火救出活動)
  • 防災訓練に参加し、救助方法を身につける。
半日~
  • 生活必需品は備蓄でまかなう。(3日間)
  • 協力しあって秩序ある生活
  • 水、食料等生活必需品の準備
    (最低3日間)
地震発生 0~1分
※最初の大きな揺れは1分程度
  • 落ち着いて自分の身を守る。
  • 素早く火の始末
  • ドアを開け、避難路を確保する。
  • 建物の点検をし、補強しておく。ブロック塀などはできるだけ生垣にする。
  • 家具を固定する。家具の上に物を積まない。
    (特に寝室は安全なスペースを確保する)
  • 石油ストーブなど火気器具や危険物の管理・保管には十分に注意する。
揺れがおさまった
1~5分
  • 火災の確認
    (早めにガスの元栓を占め、電機スイッチ、ブレーカーを切る。)
  • 火災が発生したら初期消火
  • 家族の安全確認
  • ラジオなどで情報確認
  • 消火器・水の汲み置き・バケツ準備
  • 防災訓練に参加、初期消火の方法を身につける。
  • スリッパやスニーカーの準備
    (ガラスによるケガの防止)
5~10分
  • 隣近所の安全確認
  • 非常持ち出し品を身近に用意する。
  • 家族の安全確認
  • 家屋倒壊の恐れがあれば避難する。
  • 非常持ち出し品の準備
  • 懐中電灯、携帯ラジオ、バール、ハンマーなど資機材の準備。
火災発見、倒壊家屋発見
負傷者発見 10分~数時間
  • 自主防災活動に参加する。
    (みんなで消火救出活動)
  • 防災訓練に参加し、救助方法を身につける。
半日~
  • 生活必需品は備蓄でまかなう。(3日間)
  • 協力しあって秩序ある生活
  • 水、食料等生活必需品の準備
    (最低3日間)

地震がおさまったら真っ先に何をするの?

地震の揺れがおさまった直後には、まだ揺れが続いているような感じや、また揺れるのではないかという恐怖で、「急いで逃げなければ」と、今いる建物からあわてて飛び出したくなるかもしれません。
でも、もし地震の後のあなたの周りに、ガラスの破片が散らばっていたら、屋根からカワラがいまにも落ちてきそうだったらどうなりますか?
地震で揺れている間にはなんとか無傷でいられても、その後の行動が悪くてケガをしたら何にもなりません。やはり「身の安全が」第一です。まずは目分の周囲がどうなっているかよく観察して行動しましょう。
  1. まわりの家族等の無事を確認する。
  2. 火元を確認する。(火事になっていたら消火する)
  3. 余震に注意する。
  4. ケガの応急手当をする。
  5. 建物の被害を確認する。
  6. 非常持出品を確認する。

地震のあと

① 火は危険になる

② 明かりはなくなる

③ 情報はなくなる

④ 連絡はとれない


災害用伝言サーピス

災害用サービス 伝言ダイヤル 伝言板サービス ブロードバンド伝言板
(web171)
171をダイヤル 各社携帯メニューから 「web171」で検索
伝言登録件数 約800万件 約4000万件 約5億件
登録可能番号 被災地域の市外局番から始まる電話番号に限られる。 携帯番号
※NTTドコモ、auは被災地エリアからのみ登録可能。
全ての電話番号
※携帯電話やIP電話の番号でも登録可能。
保存時間 48時間
※保存期間を経過した時点で自動消去。
サービス終了時まで保存
※1電話番号あたり10件を超えたら、古いものから上書き削除。
48時間
※保存時間を経過した時点で自動消去。
番号の登録件数 1~10件/30秒(伝言時間)
※被災規模によって変わります。
10件/テキスト100文字
※状態・状況を選択し、コメント入力が可能。
10件/テキスト100文字
※新規登録1件、追加登録9件。
※静止画、音声、動画ファイルも登録可能。
登録内容 一度に録音できる時間は30秒と短いため、安否の確認、今いる場所、これからどうするかを簡潔に録音する。原稿をあらかじめ作成しておくと良い。 あらかじめ登録をしておけば、災害用伝言板登録時に自動的に登録お知らせメールを送ることができます。家族や友人を登録しておきましょう。 家族や親戚、知人等との間で、登録の際の「キーとする電話番号」をあらかじめ決めておくこと。

災害用伝言サーピス

災害用伝言ダイヤル

171をダイヤル

伝言登録件数
約800万件
登録可能番号
被災地域の市外局番から始まる電話番号に限られる。
保存時間
48時間
※保存期間を経過した時点で自動消去。
番号の登録件数
1~10件/30秒(伝言時間)
※被災規模によって変わります。
登録内容
一度に録音できる時間は30秒と短いため、安否の確認、今いる場所、これからどうするかを簡潔に録音する。原稿をあらかじめ作成しておくと良い。

災害用伝言板サービス

各社携帯メニューから

伝言登録件数
約4000万件
登録可能番号
携帯番号
※NTTドコモ、auは被災地エリアからのみ登録可能。
保存時間
サービス終了時まで保存
※1電話番号あたり10件を超えたら、古いものから上書き削除。
番号の登録件数
10件/テキスト100文字
※状態・状況を選択し、コメント入力が可能。
登録内容
あらかじめ登録をしておけば、災害用伝言板登録時に自動的に登録お知らせメールを送ることができます。家族や友人を登録しておきましょう。

災害用ブロードバンド伝言板
(web171)

「web171」で検索

伝言登録件数
約5億件
登録可能番号
全ての電話番号
※携帯電話やIP電話の番号でも登録可能。
保存時間
48時間
※保存時間を経過した時点で自動消去。
番号の登録件数
10件/テキスト100文字
※新規登録1件、追加登録9件。
※静止画、音声、動画ファイルも登録可能。
登録内容
家族や親戚、知人等との間で、登録の際の「キーとする電話番号」をあらかじめ決めておくこと。

災害発生時の活動マニュアル

災害対策本部立ち上げ

震度6弱以上、または停電を伴う大地震や、火災が起きたときを想定しています。
災害対策本部の組織は以下に基づいて立ち上げます。各部門の代表者やメンバーについては、平常時の体制に縛られることなく、被害の状況に応じて集まったメンバーで役割を分担します。そして可能な限り速やかに、人命を最優先とした住民の安否の確認、救出救助等の活動を開始します。
災害対策本部となる集会室のカギは、当期理事全員が所持しております。
平常時の体制に縛られてしまうと、該当者が不在や負傷してしまった際に、活動の立ち遅れ等にもつながりかねません。災害発生時には、居合わせた人たちで臨機応変に、速やかに必要な活動を開始する体制を整えることが重要です。
災害対策本部長
副本部長

① 安否確認
災害発生時は集会室・玄関ホールのどちらか安全な方に集合し、手分けして各戸の安否を確認する。人員確保のためハンドマイクでの呼びかけも行います。
連絡アプリ「結ネット」による安否確認通知も同時に行います。
「発信」「返信(安否)確認」は、役員は誰でも行うことができますので、その時対応可能な役員が安否確認の一斉配信と確認を行います。
配信後「無事」の返信が無かった世帯を確認してまわります。

② ケガ人の救助
けが人がいる場合はできる限り応急手当てをして病院へ救急車等での搬送手続きを行います。

③ 災害時要支援者の支援救助
市に届けられている方へ町内会の当マンションの係り(第13班)の指示により居住者の応援を要請します。

④ 被害状況の把握
手分けをして安否確認と一緒に確認をします。
区分所有者、賃貸者問わず、全員協力して行動していただき各階分担して行動していただくことが必要です。

災害時、活動備品の常備と必要な物資・備品について

災害対策本部(集会室)に準備しておくもの
安否確認名簿・災害時要支援者名簿・ハンドマイク・乾電池(若干)・ホワイトボード・ヘルメット・懐中電灯(但し乾電池・懐中電灯は各家庭の物で代用します)
防災機材の常備
ポータブル発電機(携帯等、連絡手段として必要なものの充電用)、カセットコンロや給水タンク(各家庭の物を代用)、バール×3丁、車いす
各家庭の物で代用できるものは常備しませんが、必要なものはご提供の協力をお願いします。介護用担架(7階倉庫へ準備)、AEDの設置は現時点では考慮しておりません。
水の確保
当マンションは受水槽の横に給水栓がありますので上水道が断水しない限り、停電時にも水の供給は可能となっております。(受水槽への配管とは別系統です)
上水道が断水してしまった場合は、受水槽(容量56トン)からの水の供給が可能です。
(受水槽自体も破損してしまった場合は供給は不可能となります)
受水槽より供給する場合は各ご家庭で18リットルポリタンクで2杯程度と致します。災害対策としての水の備蓄は考えておりませんので、飲料水は各ご家庭で最低3日分の備蓄をお願いいたします。災害時はトイレやお風呂が使えませんので風呂水は貴重な用水となりますので、ある程度水を張って再利用できるようにしてください。
貯水槽の入り口のカギ、給水時どの栓を開ければよいかなどは避難訓練等で確認をしておいてください。
食料の備蓄
復旧までは時間がかかりますが、缶詰や乾パン・その他の食料を大量に備蓄することは賞味期限もあり現実的ではありません。各ご家庭で3日程度の最低限の備蓄を心掛けていただきますようお願いいたします。
災害弱者の方の非常用としての必要最小限の乾パン等の食料の備蓄は考えております。その他、救急箱等の応急手当のできる範囲の物は各ご家庭の物を代用使用させていただき常備は致しません。

災害時居住者の皆様に覚えていてほしい重要事項

居住者の皆様へ

管理組合理事会・防災委員会でNICEアーバン大和町プラザの「防災対策のマニュアル」として基本的な事項を表記いたしました。取り決められた内容で組織的な運用を図り災害対策を進めて参ります。しかし居住者の皆様全員のご協力が無ければこの内容は機能いたしません。全員結束して災害対策に当たりたいと思います。何卒ご協力の程お願いいたします。この内容以外の事項は、防災手帳(マンション管理組合連合発行)をご覧ください。
(この内容で不都合が出た場合は改編してまいります)

災害時対応チャート

各家庭内活動
  1. 自宅内の安全確認
    • 目身・家族の安全確保
    • 家族の安否確認
    • ガス→マイコン自動遮断
    • 水道蛇口→閉
  2. 安否情報の発信
  3. 日常生活
    • 節水
    • ゴミのベランダ保冒
    • 近隣との助け合い
    • 携帯電話の充電(1階集会所にて)
集会室での活動
  1. 集会至に集合
    • 各階ごとに分割して共用廊下および避難階段等の安全確認
  2. 安否チェック
    • ブロック臨頭否饂の呼びかけ閾始
    • 住戸安否確認報告を提出
    • 安否確認、火災、その他→対策本部に報告
  3. ケガ人の救助
    • ケガ人の救助・救蓑、誘導・搬送
    • 対策本部との連携により、ケガ人の救助・救護の指示、応援要請
  4. 要支援者への対応
    • 高齢の方を中心に、支援の必要なお宅を訪間して様子を確認
    • 対策本部との連携、必要な支援を行う
1階での活動
  1. エントランスホールに集合
    • 災害対策本部設置
    • 稼働可能人員の役割分担・配置
    • 本部長、副本部長、本部各班長・担当の名簿作成
    • 緊急車両進入路・待機場所の確保
    • 要援護者への支援
  2. 災害対策本部設置
    • 防災機関等からの情報収集、災害支援物資、給水情報等
    • エレベーター保守会社への連絡
    • 給水時間の設定
    • 清掃会社との達絡
  3. 情報収集・発信
    • 情報提供揚示板の設置
    • 負傷者情報の収集
    • 危険箇所情報の収集
    • 対策本部より指示内容情報板書

非常持ち出し品と備蓄品

いざというときとすぐに持ち出せるよう、日頃から準備しておきましょう。

避難するときにまず最初に持ち出すべきものです。

男性 重さの目安 13kg
女性 重さの目安 10kg
貴重品
現金、預貯金通帳、印鑑、マイナンバーカード、免許証、権利証書、健康保険証、母子手帳など
非常食品
カンバン・缶詰・栄養補助食品など調理せずにそのまま食べられる物、ドライフーズなど。ミネラルウォーター、水筒、ブラスチックか紙製の皿やコッブ、わりばし、缶切り、栓抜き、ナイフなど。乳幼児・高齢者・病人用に、缶詰や瓶詰の離乳食、粉ミルク、レトルトのおかゆなども必要に応じて用意する。
安全対策
ヘルメット、防災ずきん、底の厚い靴など。
携帯ラジオ
予備電池は多めに用憲。
懐中電灯
できれば1人に1つ。予備電池も忘れずに。
応急医療品
ばんそうこう、傷藁、包帯、胃腸薬、鎮痛剤、解熱剤、目薬、消毒薬など。持病のある人は常備薬も忘れずに。
その他の生活用品
下着・上着、靴下などの衣類、軍手、タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ、雨具、ライター、ビニール袋、生理用品、紙おむつなど。
ペットの防災用品
マンション内で避難している場合と違って、避難所に異動する場合、ペットを連れて入ることが制限される場合があります。

備蓄品は災害復旧までの数日間(最低3日間)を自足できるように準備しておくものです。

飲料水
飲料水は1人1日3リットルを目安に。缶入りやベットポトルのミネラルウォーターがよい。ペットボトルよりも缶入りの飲料水の方が長持ちする。
非常食品
カンバン、缶詰やレトルトのおかず、栄養補助食品、アルファ米、レトルトのごはん、ドライフーズ、インスタント食品、梅干し、チョコレート、飴などの菓子類、調味料など。
燃料
卓上コンロ、携帯コンロ、固形燃料など。ガスポンベのストックも忘れずに。
その他の生活用品
生活用水(乳児に注憲して風呂や洗濯機に備蓄、寝る前にはやかんやポットにも水を入れておく。)
毛布、寝袋、洗面用具、ポリ容器、なぺ、やかん、バケツ、トイレットベーバー、使い捨てカイロ、ろうそく、さらし、ローブ、バール、スコップなどの工具、ドライシャンブー、新聞紙(燃料、防寒)、ビニールシート(敷物、雨よけ)、布製ガムテーブ(荷物の整理、止血、ガラスの補修)、キッチン用ラッブ(止血、汚れた皿にかぷせて使う)、ペットフード、ペット用トイレシーツ、おもちゃなど

非常持ち出し品は定期的に点検を

非常持ち出し品は、使用するときに支障がないように、定期的に点検しておきます。特に食品や飲料水の賞味期限(消費期限)はまめにチェックし、賞味期限(消費期限)がせまったものから順に入れ替えていきましょう。

日頃から家族でよく話し合おう

災害は突然襲ってきます。そして家族が一緒のときに起きるとは限りません。そんなときでもあわてずにすむように日頃からよく話し合っておくことが大切です。そうした話し合いの中で防災意識を高めていきましょう。
1. 家族一人ひとりの役割分担
日常の予防対策上の役割と災害時の役割の両方について決める。寝たきりの高齢者、病弱者、小さな子供がいる場合は、だれが保護を担当するかなども話し合いましょう。
2. 建物の危険箇所や落下物をチェック
建物の内外をチェックして危険箇所や頭上に落下しそうな物がないか確認しあう。
3. 家具の安全な配置と転倒防止対策
家具の配置換えによって家の中に安全なスペースを作れないか工夫する。また、家具の転倒や落下を防ぐ方法を考え、そのための新製品があれば教え合いましょう。
4. 非常持ち出し品のチェックと入れ替え・補充
家族構成を考えながら必要な品がそろっているかをチェックする。定期的に新しいものと取り替櫨える必要があるもの(使用制限のある非常食品、飲料水、乾電池など)は、だれが担当するかなども話し合いましょう。
5. 災害時の連絡方法や避難場所・避難所等の確認
家族が離ればなれになったときの避難場所・避難所を確認する。避難コースの危険箇所についても話し合い、できれば休日などを利用し、散歩をかねてみんなで下見をしておきましょう。
6. 災害時要救護者をみんなで支援しよう
災害に対し、自分の身体•生命を守るための対応能力が不十分な高齢者、障碍者、乳幼児、病弱者、日本語を解せない外国人などを「災害時要救護者」といいます。
災害が発生した場合、情報把握、避難、生活の確保などの活動を、すばやく行いにくい立場に置かれてしまいますので、私たち一人ひとりがお互いに協力しあい、地域が一丸となって積極的な支援を行えるよう心がけましょう。

災害時要救護者をみんなで支援しよう

地域での支援・協力体制を具体化する

日頃の連絡は誰がするか、災害時には誰が誰をサポートするかなど、日常と非常時の支援方法・体制を明確にしておきましょう。一人の災害時要救護者に対して複数の住民による支援体制を組むことが大切です。

我が家の防災メモ



いざという時に備えて、記録しておきましょう。

避難済・連絡シート



避難の際に玄関扉に貼れるように、プリントしておきましょう。

消火設備の使い方

火災警報が鳴ったら

確認手順

  1. 管理員室の警報盤で火元を確認するほか、手分けして火元を探す。その際、火元の状況を確認するまで警報は止めないでおく。
  2. 誤報だった場合/誤報であることが確認されたら、警報を止め、館内アナウンスで誤報だった旨を伝える。
  3. 火災だった場合/初期消火を行い、状況によって消防に通報する。必要な避難誘導を行う。

消火

消火器
簡易消火器は、各室前に設置されています。
安全ピンを引き抜き、ホースを火元に向け、レバーを強く握ると消火液が噴出されます。
有効な射程距離は3~5メートルで、ホースで狙う先は炎の先ではなく火元です。
この消火器で消火できるのは、火が天井に届く前までで、もしすでに火が天井まで燃え広がってしまっていたら消火器で消すのは不可能です。
天井に火が燃え移ったら速やかに逃げて下さい。特にマンションでは空気を遮断して炎の勢いを押さえるためドアを閉めて下さい。
屋内消火栓
各階に2箇所設置されています。
マンションやビルなど建物内の「消火栓」は一般の人が使うものであるということを覚えておきましょう。
  1. 扉を開き、しっかりと起動ボタンを押します。
  2. 表示灯(赤色灯)が点灯して、消火ポンプの始動を知らせます。
  3. 消火栓の扉内に収納されているホースとノズルを出す。
  4. 一人がノズルを持ち、火元に向かいながらホースを伸ばし、もう一人はバルブを開けるために消火栓前で準備します。
  5. ノズルを持った人は、上水準備ができたら大声でもう一人に放水開始を伝えます。
  6. 消火栓前のもう一人が消火栓の放水バルブを開きます。

【動画】消火器の使い方(YouTube)


【動画】屋内消火栓の使い方(YouTube)

当マンションに設置されている屋内消火栓は、2人以上で操作する「1号消火栓」と呼ばれるタイプで、各階に2箇所ずつ設置されています。

非常時のAEDの手配

マンション内にAEDは常備されていませんので、近隣の施設から借りてきます。

【動画】AEDの使い方(YouTube)

大雨による冠水被害

著しい温度の変化や気候の変動によって、あまり例のない大雨や特異な進路による台風の被害が起きるようになりました。
夏の気温が高いためか、局地的な集中豪雨などで道路が冠水することも増えてきました。急な大雨によって地下の雨水の処理容量を超えてしまい、マンホールから水が溢れて道路が通行不能になる場所もあります。